ダイニングのフローリング工事が終わった後、仕上げの確認をしていたら、ある特定の箇所で、床を歩くと音が鳴る現象が起きているのが分かりました。
我々は、「床の音鳴り」と呼んでいて、どんな音かというと・・・
「ドン、ドン」と鈍い音でした。
よく、床の音鳴りで多い原因は、床材のフローリングと、床下地の合板との接着不良です。
接着面が汚れている状態のまま床を張ったり、専用のボンドを使わないと、音鳴りが発生してしまいます。
もちろん、その点はいつも気を付けているので、床下をチェックしてみました。
音鳴りの原因は床束が浮いていたため
床下をチェックして分かったのが、写真の丸で囲った箇所の床束が、束石と密着しておらず、宙に浮いているような状態でした。
それが原因で、ちょうどその束がある箇所を歩くと、床束と束石が当たり、鈍い音を発生していました。
おそらく、新築時の工事から、床束が束石と密着していなかったかもしれません。
お客様は気付いていなかったとのことです。
今回のリフォーム工事で改善しました。気付けて良かったです。
すぐに、その隙間をパッキンを入れて、密着させ、今後はずれないように周りを固めました。
すると、床の音鳴りが無くなりました。
床の音鳴りの原因はさまざまで、特定するのも難しいですが、フローリングを張る工事の際は、きちんと施工するという忠実が、とても大切だと思います。
我々かもめ建設では、リフォーム工事の際に、現状の床の音を必ず確認し、もし異音があれば必ず原因を特定しております。
床の音鳴りでお困りごとがありましたら、ぜひご連絡ください。